医学的な知識

針と電気を使う脱毛が、アメリヵで開発されたことは既に述べたとおりです。以来、より効率良く、またトラブルの少ない脱毛法が研究され続けました。電気脱毛法、電気凝固法、ブレンド法などさまざまな方法が考案されましたが、それぞれ長所も欠点もあったのです。現在日本医学脱毛協会では、最も安全で確実な、絶縁針を用いた方法を採っています。一方、現在美容関係者が行っている脱毛法では絶縁針は使われていません。第一、針を人体に挿入すること自体、医師またはそれに準じた資格をもっている人が行うベきことです。

 

 

医学的な知識もなく、技術的にも未熟な人が行えば、トラブルを起こすことは目に見えています。人の体には百万から百五十万本の毛が生えています。裸で野山を駆けめぐっていた原始時代ではありませんから、当時ほど重要な役目を果たしているわけではありませんが、毛髪のように頭部を外部から守っているもの、ワキの下の毛や産毛のように皮膚を摩擦などから守っているものもあります。毛を支えている皮膚組織も皮下組織、真皮、表皮といったように複雑で、それぞれが関係し合って生きているのです。「エイヤッ」といって抜いてしまえばよいというものではありません。トラブル覚悟ならそれでもよいでしょうが、きれいな肌を保ちながら、永久脱毛するためにはその人の健康状態、肌の様子を的確に判断しながら処理できる知識と経験が必要なのです。その点からも脱毛は病(医)院で行うべきです。